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2010年07月02日

牧場さんにいってきました:グラスTC篇

次に伺ったのが、BTCよりさらに山、グラストレーニングセンターさん。
100624・見晴台風景.jpg
毎回伺うたびに山だ山だとぬかしますが、
どのくらい山かというと、↑このくらい山でして(笑)
途中の見晴台からの景色です。
また、秋はえらい綺麗な紅葉になりまして、これがまあ素晴らしい。
浦河らへんの山は、かなり本格的に山です。
さて。とにかくこの山を抜けて、グラスTCさんに到着。
今回は、事前にユニオンさんにちょっと変則のお願いをしておりまして、1歳募集馬を見せてほしいと伝えていただくと同時に、アイレンベルクとビクトリアクロスは、どちらも見せてほしいと言える状況でない可能性があるのは承知しているので、希望は出さないがもしも見れる状態であればよろしくお願いしたいと伝えていただきました。
事務所にご案内いただいてから、まずは放牧地にいる妊娠中のアイレンベルクに会いに行きました。
ところが行ってみると、牧柵のはるか向こうに2頭。
あっちの鹿毛と言われても、あー、豆のように…。
でも、「アイレーン、アイレーン」と呼んでいただくと、その声に反応して青草など食みながら、こちらにゆっくり来てくれました。
100624・アイレンベルク・1.jpg
100624・アイレンベルク・3.jpg
現役時代と違い、すっかりゆったり。
おなかも大分目立っています。
なんとも落ち着いた顔をしていました。
100624・アイレンベルク・2.jpg
食べるのに一所懸命。
腹にはクロフネの仔がいます。いっぱい食べて元気な仔を産んでほしいものです。
一応、こちらも他所の方の馬なので、まともに映してこなかったのですが…
隣の芦毛は、「キャット」と呼ばれていましたが、こちらも実は元クラブ馬です。
父One Cool Cat、父父Storm Cat、母父Miswakiの血統に惹かれて、岡崎社長が奥さん他家族中に怒られながら(笑)、どうしてもほしいと繁殖セールで購入してきた肌馬。
実はタタソールズ・ディセンバーセールで購入され、広尾で募集された、ベコニングキャットです。
グラスTCさんは、ほとんど庭先のようで、市場に今まで多くは出していませんので、仔が産まれたら広尾の方、一頭きっちり商談してみられたらいかがでしょう?
アイレンとも中が良いようですよ。
関係はちょっとだけキャットのほうが強いみたいです。

そうこうするうちに、岡崎社長が作業から戻ってこられたので、ご挨拶。
エイシンデイリーの準備ができるのを事務所で待っている間に、ビクトリアクロスの顛末等、いろいろお話を伺っていました。
実際、岡崎氏自身、最初に連絡を貰ったときには、繋靭帯不全断裂で球節が下がっているので、注射をどうするかという話しだったので、来年の種付けは無理だと考えていたようです。
そのうえで、2年待つつもりで、ちょっと待ってくれと注射を止めて、「とりあえずわかったから連れて来い」と、北海道への移動を決断。
ギプスを嵌めて、長期療養に備える準備をして待ち受けていたそうです。
また、岡崎氏も「新潟なら必ず勝てる」という思いを持っていたそうで、あんなことになってしまって…と残念がっていました。
そうこう話しをするうちに、エイシンデイリーの準備が整いましたので、外に出て拝見。
100624・エイシンデイリー09・1.jpg
100624・エイシンデイリー09・2.jpg
青草の時期だけに、見違えるほどふっくらした体つきになっています。
特にグラスTCの馬はカタログ写真は全くといっていいほど激変してきますが、この馬も秋の更新では、間違いなく別馬のような姿を見せることが確信できましたし、岡崎氏自身、首から背中のラインの綺麗なところを押しどころにしておりました。
ダージーについては、「結果が出ないのは、みんな偏見で見て、走る配合で種つけてやらんから結果が出ていないだけで、兄ドバイミレニアムの良血で、好馬体をしているから、ちゃんとした配合でつけてやれば、走ってくる」と、強気に構えていました。
まあ、そのへんは配合と乗り役には非常にやかましい方ですので、様々に考えての配合と思われます。
100624・エイシンデイリー09・3.jpg
100624・エイシンデイリー09・4.jpg
後ろからです。
次に、以前見せていただいていらい、ユニオン募集を期待していたクロスの妹のオンファイア産駒を見せていただいて、こちらも相変わらずカッコイイなぁと思わされましたが、まあ、それも他所様の馬なので非公開です。
そして、最後に登場したのが、重傷で牧場に戻ってきたビクトリアクロスです。
見る?と仰っていただいて、大丈夫なんですか?と聞くと。
「それが、不思議なくらい元気なんだよ、全然問題ない」
と仰って、曳いて来ていただきました。
100624・ビクトリアクロス・1.jpg
あー…元気そうだし。
それどころか、戻す際には、舎飼だけに久しぶりの外が嬉しかったのか、後肢でぐあーっと立ち上がるし、うるさいところを見せていました。
まあ、流石についこの間まで現役だっただけのことはあり、1歳や繁殖にあがったアイレンとは体つきも違いますし、元気がありあまっているようです。
っていうか、どのへんが大怪我なんだ!?
100624・ビクトリアクロス・2.jpg
このへんです↑。
確かに、よく見ると、肢が腫れているのがわかりますが…
ギプスなんじゃなかったの…?

実は、事務所で元気なことは伺っていたのですが、まあ、そのへんは私のびっくり度合いを表現するために、多少脚色してみました。
とにかく、その準備をして待っていたところ、到着して降ろしてみたら、いきなり元気がありあまる状態だったそうで、グラスのスタッフさんも、どこが重傷なんだと拍子抜けするほどだったそうです。
ただ、確かに肢元には腫れもあり、今はケアしながら治療中。
流石に立ち上がったときには、岡崎氏も「これ!また肢腫れるぞ!」と叱り飛ばしていました。
まあ、ある意味拍子抜けでしたが、元気でなによりでした。


その後も育成のお話しや、繁殖や種牡馬の話など、四方山話に花を咲かせて、今回もまた、色々お世話になりました。
本当に、重ね重ねありがとうございます。
高柳先生とはなにげに同窓ですし、今年も縁があったと思って、お世話になります。

2010年06月16日

クロス、最後の更新

ううう……グラスTCさんのコメントが救いです。

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■6/9
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明日、中央登録を抹消する予定。今後は繁殖牝馬となる予定。
「レース前の状態は良くなっていると感じていたところでしたし、あんなレースで終わるはずがないと思っていたので…。
非常に残念です」(助手)
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■6/10 中央登録を抹消。
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2010年06月09日

クロス続報

正直、なかなか気持ちよく聞けるもんでもないのですが、一応現時点のクラブの回答です。

前回の更新で気になっていて、クラブに確認を取ったのは以下の2点です。
ひとつは、症状を見る限り予後不良級の故障だが、馬は今現在生きているのか?ということ。
もうひとつは、あの中舘騎手のコメントと速報で最後で、今後は状況更新と師のコメントは無いのか?ということ。
まずは症状面。

 ● 正式な診断として、右前繋靭帯不全断裂は、「レース中の発症」
 ● 獣医師の診断としては「予後不良」だった
 ● グラスTCさんは繁殖として連れて帰る意向のため、処分せずに「能失」として存命

球節が落ちる繋靭帯不全断裂との更新を見て、真っ先に思ったのが、「予後不良で薬殺処分になってもおかしくない症状だが、ナゼならなかったのか」でした。
治療に時間も代金もかかります。時期的にシーズンまで日があるのですが、繁殖目的があるとはいえ、不全断裂なのはまだ救いだとしても、下手すると繁殖として次シーズンに間に合うかも疑問なレベルの重篤な症状だけに、グラスTCさんとて、判断は迷うところだろうと思いましたし、どのような決定だったとしても怨まずにいようと、最悪を覚悟していただけに救われる気持です。

次にクラブの正式の最終更新について。

 ● 水曜日の更新をしていただけるそうです

師のコメントなり、今後の結論についてなり、内容は現在のところ未定だそうですが、最後はきちんと総括をしていただけるようです。

クロスの状況としては、まだ命の危機が去ったとは言い難いでしょう。
速報で繋靭帯不全断裂はありましたが、併発症状の有無にもよるでしょうし、(ヌケ作で併発症状の有無まで確認し忘れました。ごめんなさい。結構いっぱいいっぱいです。)
いずれにせよ、致命的な怪我には違いなく、状況によってはグラスTCさんが望んでも、古い事例ですがサクラスターオーのようなケースもありますし、もしかしたら難しいケースもあるかもしれません。
なにより、今晩はクロスが元気になってくれることを祈ります。

2010年06月07日

京都の砂は悲しい色

京都競馬2RD9Fに挑戦したビクトリアクロスでしたが、見せ場なく15着に終わりました。
レースのほうは、3コーナー過ぎで手ごたえが怪しくなり、最後まで脚を伸ばすことはできませんでした。
褒められる競馬ではなかったのですが、今日になってクラブから驚きの更新が……。

ああ……。言葉になりません。
小さいながらも、一所懸命に。
最後ヨレヨレになるまで力いっぱい走る。
そういう可愛いところのある仔でしたのに。
いや、アイレンベルクとドナシュラークに出資した時から「この牝系は肢元に泣く」と、ある意味承知の上で応援してきたとはいえ……競争生活を全うするムズカシさと、無事の有難さをあらためて感じます。

残念です…。
100320・ビクトリアクロス0.jpg(中京出走時のパドック)
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■6/6
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京都2R 晴・良 未勝利 ダート1800m 1.56.4(1.52.6) 15着/16頭 中舘英二(54kg) 430kg+14
松山弘平騎手落馬負傷のため54kg中舘英二騎手が騎乗。無理せず中団から。いつもより後ろの位置取りでレースを進めていたが、3、4角で行きっぷり悪くズルズル最後方に後退。
直線でも盛り返すことが出来なかった。
「ちょっとペースがきつかったですね。
自分のペースで走れている時はいいんですが、ペースが速くなるともうアラアラになってしまいました。」(中舘英二騎手)

*レース直後の上がりの歩様は問題なかったが、その後、右前の球節の位置が通常よりも下になっており、違和感があった。
検査を行った結果、右前繋靭帯不全断裂でこれ以上現役を続行するのは厳しいとの診断。
残念ながら近日中に中央登録を抹消することになった。
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今にして思えば、クロスが枠入りを嫌がっていたのは、なにか痛いところがあったのでしょうか?それとも何か予感があったのでしょうか……
右前は入厩前にも不安のあった箇所で、4/6に球節炎を診断されており、それ以降の調整が難航、休みが長くなってしまった原因でした。
今回の負け方も、明らかに初戦〜3戦目までの能力を出せていたとは思い難い内容で、今にして思えば、やはり違和感があったのでしょうか?クロスは我慢強かったんでしょうか……

ユニオンのコメントは微妙な書き方をしていますが…
トレセン全休日の更新なら、日曜中には検査結果が出ていたはずですし、おそらくレース中の怪我でしょう。
こういうときは、やはり先生がコメントを出して欲しいものです。

2010年06月05日

クロス、がんばれがんばれがんばれ!

VictoriaCross_100214.jpg
今週の日曜京都2R、D9Fにビクトリアクロスが挑戦します。
前走の思わぬ大敗、さらに軽めの調教が続き、今回は完全ノーマークのようですが、力を出すことができればそうそう恥ずかしくない競馬になりそうな気がするのですが…。
距離も100延びるのはむしろプラスでしょうし、マイペースの競馬で活路を見出したいところです。
一縷の希望をあざ笑うが如く、ひいた枠は大外枠。
まあ、揉まれるよりは良いでしょう。
粘りこんでの一発期待しますよ!
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■5/30
CW 併せ馬で6Fから 85.4-68.8-54.1-39.8-12.5(ブック)強めに追う プラガー(三未勝)強めの内0.5秒遅れ
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■6/2
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角馬場⇒CW 併せ馬で6Fから 85.1-69.5-55.0-40.5-13.3(ブック)追って一杯
プラガー(三未勝)馬ナリの内を1.1秒先行4F付同入
*深管・トモなどに問題はなく、週末にもしっかり追い切りを行っている。
本日は松山弘平騎手が騎乗。徐々にペースアップし、ラストは少し強めに追う程度。
僚馬の脚色の方が若干勝っていたが、ブックで「追って一杯」となっているほどではなく、まだ余力も感じられた。
京都(日)ダ1800に出走予定。想定の段階で、フルゲート16頭に対し、優先出走順位が11番目となっており、除外の可能性はない見込み。
「先週から問題なく調整できていますし、今日の感触も良かったと鞍上からも聞いています。
少し予定よりも遅くなりましたが、仕切り直して期待したいと思います」(助手) ⇒松山弘平騎手で確定。
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2010年05月26日

がんばれクロス、がんばれ

栗東トレセンは村山厩舎在厩のビクトリアクロス。
肢元に若干の不安が出ながらも調子は良好のようで、懸命の調整が続いています。
こちらも今週の出走予定が若干の遅れの積み重なりで、出走延期を決断。
しかし、これまでサクサク使って放牧の村山先生が、じっくり手元で調子をあげてくださっていますし、調教時計も軽めながらもじりじりと強めにシフトしていってます。
クロスの体も減っておらず、なんとか頑張ってくれています。
来週になるのか、さ来週になるのかわかりませんが、なんとか無事に進んで欲しいものです。
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●4/13
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右前球節の熱は取れ、歩様にも問題はないため、軽めキャンターを3200m乗っている。
獣医師と相談しながら坂路入りの再開のタイミングを見計らっていく。
「大事に至らずに良かったです。今の歩様もスムーズですので、坂路入りから15-15の再開と進めていきたいと思います」(担当者)
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●4/20
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坂路で普通キャンターや日によっては強めキャンターを乗っている。
「脚元の熱感は取れましたし、動きは良いですよ。
行きっぷりが良く、速くて17-17ぐらいにしていますが、抑えるのが大変です」(担当者)
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●4/27
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先週末には坂路で15-15を乗った。
脚元の状態は問題なく、今後は週2回15-15を乗り、帰厩に備える。
「大分状態は良くなってきたと思います。
村山先生の当初の予定よりは帰厩が遅くなりましたが、近々良い状態で送り出すことができそうです」(担当者)
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●5/4
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坂路で週2回15-15を乗っている。
「脚元の状態も問題ありませんし、15-15の動きも良いですよ。馬体も少しずつふっくらしてきています」(担当者)
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●5/11
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引き続き、週2回坂路で15-15を乗っている。明日、栗東トレセンへ帰厩する予定。
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■5/12
本日、栗東トレセン帰厩。来週の新潟ダート1800m戦への出走を検討中。
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■5/19
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角馬場⇒CW(普通キャンター) *先週末にトモの感触が今ひとつ良くなかったため、様子を見ながら普通キャンターで調整している。今週の出走は見送る予定で、週末から追い切りを再開する予定。
「馬体はフックラして一回り大きくなって帰ってきてくれましたが、ちょっとトモの感じが気になりました。
ただ、それほどひどい症状ではありませんでしたし、今の普通キャンターの感触は良くなっていますから、ちょっとレース予定は遅れることになりますが、問題はないと思います」(助手)
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■5/20
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角馬場⇒CW 単走で6Fから 90.9-74.8-60.1-45.6-14.5(ブック)馬ナリ楽走
*馬ナリで15-15程度の調教。来週の京都(日)ダ1800・牝への出走が有力。
「昨日の普通キャンターで問題なかったので、15-15程度で確認しました。良い感じでしたし、来週の出走に備えます」(師)
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■5/26
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角馬場⇒CW 単走で6Fから 87.5-70.9-56.7-42.6-13.7(ブック)馬ナリ余力
*先週末に深管を気にする素振りを見せたため、少し軽めのメニューで様子を見た。
その後、状態は良くなっており、本日、15-15より若干速めの追い切りで感触を確かめた。
念のため今週の出走も見送り、来週以降に備える。
「深管をかばっていたため、トモの歩様にも違和感が出ていたのかもしれません。
今週に入ってからは問題なくなっていますし、今日、跨った感触も良かったですよ。
せっかく馬体がフックラしていますから、これを維持したままいきたいですからね。
追い切りだけにならないように進めていけるところでビシッと乗ってレースに備えたいと思います」(助手)
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2010年04月09日

ビクトリアクロス、黄色信号?

■3/24
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レース後も脚元等に大きな異常はないが、馬体が細く感じられることもあり、リフレッシュのため、昨日、イクタトレーニングファームへ放牧。
次走は未定。
「もっとやれる力はあると思うんですけどねぇ…。馬体ももう少し大きくなって欲しいところです。
飼い葉は食べているんですが、少し馬房の中でテンションが高いんですよね。
もう少し大人になってくれれば、変わってくると思うんです。リフレッシュ期間に少しでも馬体を増やしたいです」(助手)
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●3/30
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ウォーキングマシーンでの運動に留め、馬体の回復に努めている。
リフレッシュを図り、京都開催か新潟開催へ向かう予定。
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●4/6
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先週末に右前の球節に軽い熱が感じられたため、様子を見ている。
獣医師の診察では右前球節炎との診断。
歩様にも見せておらず、大事には至らない見込みではあるが、しばらくはケアを行いながらウォーキングマシーンでの運動で様子を見ていく。
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クラブに問い合わせてみましたが、現状では大きい問題にはならないと思われ、長引かないが、今週一杯は様子を見てみないと程度はわからないとのことで、新潟開催いっぱいは間に合わないわけではなく、可能性はあるとの見解でした。
いずれにせよ、個人的には5月新潟が一つ分水嶺になると思っているだけに、順調な回復を期待したいところです…。

2010年03月22日

MISSION:クロスの敗因を分析する

土曜は今週こそ愛馬の勝利だと、中京競馬場に急遽突撃。しっかり口取りまで申し込んで、準備万端出かけましたが、残念ながらうちの騎馬隊に勝利の女神は微笑まず……。
往復15時間の阪神大賞典もびっくりな長丁場に、かなりくたびれきっております。
さて。中京1Rに挑戦したビクトリアクロスですが、残念ながら全く見せ場のない10着に沈みました。
テンは好スタートを決め、好位置をキープしたように思えましたが、3コーナーからズルズル後退。
1分を過ぎたあたりではどこにいるのかよくわからないところまで下がってしまい、4コーナーも馬群の内でもがくものの、既にフォームはバラバラ。初戦で見せた走りと同じく、最後はオツリがなくなるかたちで盛り返すこともできずなだれ込んでのゴールでした。

ここ何戦か、新馬のラップからみても、それなりのペースで走れると踏んで末脚勝負になり難い中京を選択した師の判断は、あのレース時点では正解だったと思いますが、昨日のレースを見る限り、どうも疑問譜がつきます。
毎度4コーナーがギクシャクしているので、もしかすると単に左回りが下手なのかもしれませんが、見る限り手前等はきちんと替えて回っているようですし、致命傷とも言い難く、やや左周りのコーナーが下手といって済ますのも決め手に欠きます。
ちょっと一度改めて今回の敗因は整理しておく必要がありそうです。

[LAP]中京8.5F10着
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7.1-11.0-12.0-13.2-12.8-12.9-13.3-13.4-13.2
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[LAP]中京8.5F6着
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7.1-11.2-11.8-13.0-13.4-13.1-13.2-12.7-12.7
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[LAP]中京8.5F4着
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7.3-11.0-12.6-14.1-13.7-13.1-13.0-12.8-12.4
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[LAP]阪神9F新馬3着
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12.8-11.3-13.7-13.3-12.5-12.6-12.4-12.2-12.9
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並べてみると一目瞭然なのですが、初戦はテン緩く、そこから前半大きく息が入るスロー。
後半長く脚を使うパターンで、最後は坂でギリギリに。
2戦目も中京にしては大きく緩んだレースになっており、特に前半12.6-14.1-13.7と大きく緩んでから、後半は最後まで脚を伸ばすゆるゆるのレースで、そのぶん終い1Fで決め手の差が出ての4着。
阪神はコース形態上、終い2F目は速くなるので、実質平坦での12.4が終い1Fに出た場合がギリギリの末という印象もあり、あまり緩みすぎるのは紛れもありそうな印象を受けます。
6着に敗れたとはいえ、3走目はテンの先手争いが3F続いた競馬になっており、比較的前後半がイーブンな流れ。中間にはしっかり緩みが入っていることもあり、なんとか頑張ることができています。
流れとしては、これくらいなら勝負になるイメージですが、コーナーで置かれての6着。
そして今回は、明らかに傾向の異なる中盤の緩みが12.8-12.9でほとんど出ない流れになり、かつテンが比較的速かったこともあり、終始息の入りづらい流れになっています。
正直、この手のラップに対する耐性をある程度初戦で見込んだからこその、中京参戦でしょうが、ここ2戦、少し中間のペースがあがった途端に終いのだらしなさを露呈してしまったので、作戦の見直しは必至といえます。
2戦目、3戦目は踏ん張れていたわけですから、優先順位としては、中間が緩むことが第一。次が初戦のように、テンから緩い競馬を狙うこと。
これらを考えると、小回りダートははっきりいって鬼門。
苦しくなると走りが崩れる点もあるので、例えば新潟D1800。
もしくはテンが緩く、最後までじわーっと伸びていく府中1400。阪神1800もテンが緩むケースのあるぶん悪くないでしょうが、坂が疑問。
京都にしろ阪神にしろ、展開次第というイメージは否めませんし、ローカルダートなら新潟がベターとみます。
芝でも2歳戦なら息は入りますし、2000とか1800なら使ってみても面白いかもしれませんが、瞬発力に勝る雰囲気でもありませんし、あまり積極的に押したい条件というほどでも。
やはり私のイメージとしては、不安要素の可能性は残る左回りではありますが、新潟ダート1800の逃げ・先行に活路かなー…というところです。
とりあえず今回の敗北は好走時とは明らかにレース傾向が異なることから、調子オチや重大な精神的なダメージという可能性は薄いと思われますし、大仰に立て直す必要はなさそうな感じを受けます。
ペースが上がる場合を想定するなら、むしろじっくり後ろから脚を使わせてドコまで脚を使えるのか、まずは脚を使える距離と爆発力を測ってみる必要もあるでしょうし、それはそれでいろいろ課題はありそうです。
とりあえず次は坂路で乗り込んでいって欲しいところですが…。

■3/20
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中京1R 3歳未勝利・牝 ダ1700m (10/16着) 416`+2
馬場状態は良 勝ち時計 1.48.9 本馬は 1.50.4 52`松山弘平騎手騎乗 *好スタートを切り、押して好位4、5番手でのレース。
向正面で若干ポジションを下げてしまい、中団よりやや後方の位置取りで直線に向くと、内からじわじわと伸びてきたが、前を交わす勢いはなかった。
「テンからずっと追い通しになってしまい、忙しい競馬になってしまいました。
もっと広いコースで、ゆったりとレースができる方が良いように感じました」(松山弘平騎手)
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とりあえず中間緩むほうがいいのは同感です。
内からじわじわ伸びてきたとか書いてありますが、体が全くうまく使えて脚を使ったふうには見えないので、最後は余裕は全くなくて、他馬に最後とまった馬がいたってだけで、クロスも脚を使って伸びたって感じじゃありませんでしたがね。

一応、生パドックも見てきましたが、悲しいかな早期にパドックを予想から切り離した私は、あまりパドックでとやかく言える知識がありません。
ただ、見る限り内々を周り、落ち着きはありすぎるほどで、どちらかといえば気合乗りはいまひとつ。
あまり酷く物見をするということはなかったですが、覇気のような気合は伝わってこない周回でした。
それでも回っているうちに少しマシになってきたかなー…と思ってみていたのですが。
写真こそ、それなりにまともな顔してるのを選んでるので、いい感じにも見えるんですけどね〜。
100320・ビクトリアクロス1.jpg
100320・ビクトリアクロス2.jpg
100320・ビクトリアクロス4.jpg
(とま〜れ〜)
100320・ビクトリアクロス5.jpg
なにげに初めて騎手の跨った姿を撮影に成功(笑)
なるほど1Rなら確実だと、妙なところでお得な気分でした。
100320・フラスカーティ2.jpg
100320・フラスカーティ3.jpg
こちらは同じレースに出ていたユニオンのフラスカーティ。
あと一枚ストックにあるんですが、よさげなのを2つほど。
2頭とも、異常に内を回っていたのが写真からわかるのですが、今回の雰囲気はフラスカーティのほうがクロスより良かった感じを受けましたね。
見事に先着されてしまいました。それに、一応このペースであの競馬ができれば、着順で悲観せずとも、ローカルダートなら十分いける可能性は見せたと思います。
そしてもう一頭。
100320・ラプリマステラ1.jpg
100320・ラプリマステラ2.jpg
100320・ラプリマステラ3.jpg
ブリンカーから覗く瞳がカワイイ、ラプリマステラ。
こちらも一緒のレースだったので、押さえて来ました。
よろしければ一口馬主さん達、もってってください。

2010年03月19日

クロス&カーティ組、ダブルスに挑戦?

VictoriaCross_100130_2.jpg
VictoriaCross_100130_1.jpg
VictoriaCross_1001_1.jpg
今週はまず先陣を切ってビクトリアクロスが土曜の中京1Rに挑戦します。
屋根も△松山弘平に戻して強化。
追いきり時計は軽いですが、体の維持に気を使わなければいけないのと、短期リフレッシュを挟んだとはいえ、既に仕上がっているでしょうから、直前は軽いくらいが吉に出てくれるのではないかと。
そのへんは村山先生の馬体調整力を信じるほかありません。

メンバー的にはまたフラスカーティと一緒で、前走を叩いて調子も上がってきていそうなうえ、古吉乗せて続戦ときており、WCでは駄目とはいえ、栗Pではなかなかの時計を出してきているぶんなんだか怖かったりもしますが、そこは譲ってもまずはユニオン馬に頑張って欲しいところです。
というのも、このレース。NF2頭(サンデーR+キャロット)と、ユニオン2頭のまさに変形ダブルス戦の様相を呈しています。
内がサザンクロスレディVSビクトリアクロス、外がフラスカーティVSラプリマステラと、綺麗に内外それぞれマークするかたちになっているあたり、一人一殺となるかならざるか?
使いつつのユニオン勢に対して、休み明けのNF勢と、印はともかく状況としては互角にやれそうな気もします。
まずはクロスがきちんと高速サーブをきめて、フラスカーティがすばやくネットに詰めるパターンでお願いします(笑)

カチンとくるのは友道調教師。
(ラプリマステラ)
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最後は遅れたもののしっかりと前を追いかけていましたし、ブリンカーの効果がうかがえると思います。ダートがどうかですが、相手関係の楽なところで自分のペースで走らせたいですし、このクラスなら能力も上ですからね。」
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舐めてんなぁ…(苦笑)
みいめいさんの出資馬だから、いいレースを願わないわけでもないけど…師のこの言い草はなんか腹が立つ。
悪かったな〜弱メンで。
そちらはさぞかしご立派なお馬さんなんでしょーねーだ。へん、ちっ、ぷい!
ただ、前走までは体も減っており、間をあけた今回は好走時に体重は戻してきそう。
いいたいこといわせとけと、軽くみるにはちょっと怖い存在です。

先週トゥザグローリーにクリミナルコードが完敗。
クロスさんにはぜひ、先週のぶんも倍返しでお願いします。

今週こそは勝ってくれるはずと信じて、中京競馬場まで応援にいったりするつもり満々です。
真面目な話し、あとはなんか不気味なフラワーガイアあたりさえなんとかなれば、なんとかなるんじゃないかと思うんですが…。

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■3/11
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本日、栗東トレセン帰厩。来週の出走も視野に入れて調整していく。

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■3/14
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CW 単走で5Fから 74.3-59.0-43.7-13.7(ブック)馬ナリ余力
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■3/17
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角馬場⇒CW 単走で6Fから 87.8-70.4-55.5-41.4-13.0(ブック)馬ナリ余力
*馬ナリで徐々にペースを上げる。時計は派手ではなかったが、最後まで良い動きで駆け抜けた。
中京(土)ダ1700・牝に出走予定。
想定の段階で、フルゲート16頭に対し、優先出走順位が11〜14番目となっており、除外の可能性はない見込み。
⇒松山弘平騎手で確定。「小回りでは忙しいとの意見もありますが、もう一度中京を試してみたいと思います。状態は良いと思いますし、もっと上手く立ち回れば、結果が出せると思います」(師)。
「時計は平凡だけど、動きは良かったですよ。最後まで手応え充分。状態も良いんだと思いますよ。
普段の普通キャンターや15-15程度の時などは抑えるが大変なくらいです。力はあると思いますからね、改めて期待しましょう」(助手)
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中京でここ2戦結果が出ていませんが、基本的に師の意見と同意です。
現状忙しそうですが、本質的には小回り平坦が悪いわけがないですし、この中間をCWでのコース追いで調整していることから見ても、レースにいっての立ち回りを意識しての調整とみてよさそうです。
人気は吸収してくれるでしょうから、結果はついてきやすい状況が揃ったともいえ、今回は狙い目だと思います。

2010年02月14日

バレンタインにハートブレイク(しょぼーん)

あー…負けたー…。ダメか〜。
中京1R、D1700(牝)に挑戦したビクトリアクロス嬢でしたが、健闘空しく、6着で入線。
権利を失うことになりました。
ダート戦は比較的出走しやすいとはいえ、これで短期放牧かなぁ。

前走に引き続いて中団からの競馬でしたが、最終コーナーでの回り脚が鈍く、前を追い詰めることができませんでした。
最後までジリジリ伸びてはいるのですが、前はバテた馬を交わしたのみ、後ろからきた末脚自慢にあっさり譲って、着差的には上位の一角ではありますが、前に合計5頭が結果的に「いた。」
そんな感じのメリハリの無いレースでした。

うーん…。
事前の記事で書いたとおり、覚悟で行ききるしか勝ち目のない相手でしょうし、パミーナが一回り強い同型なのはレース前からだいたい読めるわけで、負けは負けで仕方ないんですが、クロスの根性に賭ける以外に、勝ちの目はなかったと思うだけに、ちょっと複雑な気持ちの残るレースになりました。
3枠からラブソネットみたいなロケットスタートとか、パミーナとびったり並んで競馬が出来ないんでしょうね。やっぱり。
せめてビッタリ外につければ、前のラブソネットが下がるぶん、どう転んだかわからなかったかもとは思いますが、それこそタラレバですし、泥仕合希望しても仕方がないんですけど…。
それかクロス、やっぱり小さいし、トップスピードが遅いんでしょうか。
確かにテンの2-3Fは速いですけど、その後いくらでもポジションあげる箇所はあったと思うんですが、とにかく次があるならコーナーは内を回して4角先頭でお願いしたいです。
[LAP]
7.1-11.2-11.8-13.0-13.4-13.1-13.2-12.7-12.7
                           0.5
3F目から4F目の緩急は上手くやってんなぁ、と。
もう少し後半じんわり伸びる競馬を自分で作りたいところなんですが、なかなか上手くいきませんね。

■2/14
-------------------
中京1R 3歳未勝利・牝 ダ1700m (6/16着) 414`±0
馬場状態は稍重 勝ち時計 1:48:2 本馬は 1:49:2 52`国分恭介騎手騎乗
*好スタートから軽く押していき先頭争いに加わっていくが、最終的には好位4,5番手に控え1コーナーをカーブする。
道中、前を行く3頭を外からピタリとマークしての追走。
3〜4コーナー辺りから徐々に馬群がバラけ始めてから大きく手が動き始めたが、バテることなく最後まで喰らいついていった。
「中京はちょっと忙しいですね。
速い脚がないので、どうしても勝負所で置かれてしまいます。
小回りよりも、もっと広いコースの方が良さそうですね」(国分恭介騎手)
-------------------
まあね、この2戦を見ると、回り脚が遅いよね。すっと加速するの下手よね。小さいよね。
”中京はちょっと忙しいですね”って、いけしゃあしゃあと中京で2つ使った後に言うのはその口か?その口か!
弱点が表に出ないようなレースを自分で作れてんだよ。
クロスを助けてやっておくれよ〜。

2010年02月13日

引くな負けるなビクトリアクロス

中京の1R、こちらも初勝利をかけてビクトリアクロスが走ります。
正直、相手は強い。
厄介なのはどうみてもパミーナ。
前走の内容は明らかにスピード優位。同型だけになんとも嫌な相手。
とりあえず譲らず突っ走ったとしても、どこまでいけるか?
うまく嵌れば後ろから虎視眈々と狙ってくるであろうラスティングソング、ビーンケードあたりを押さえ込めるし、下手を打てば、外のラブソネットともども3頭まとめて餌食になりそうではあるが、かといって突っ走らずして勝機があるか?
中舘さん、また外から押してくワンパターンでくるんだろうしなァ。
託すは軽い湿った馬場と、高速決着。
捲くる余裕も与えぬほどに、無謀なほどの向こう正面から、ちょいと息を入れる暇さえ貰えれば。
あとはパミーナとの叩き合いさえ制すれば、社台のヒネ馬など一ひねり…。
…ラスティングソングも軽量で軽い馬場良さそうなんだよな、これがまた。

きっびしぃなァ〜、ちきしょう(苦笑)
ラスティングソングに勝たれるくらいなら、後は任せた、せめてユニオンの刺客、フラスカーティの末脚に屈してほしい。舐めてると一刺しくるぞ。
アッミラーレ産駒が芝で負けても珍しくもなんともないが、今回は立て直してのダート替わり。
状況考えれば、むしろ軸に据えたいくらい。

理屈を超越したところに感動がある。
説明不能の超能力でもスプーン曲げでもなんでもいいから、気合でガンバレ!勝つんだクロス!

2010年01月30日

ビクトリアクロス、がっくり

勝利の期待されたビクトリアクロスですが、コーナーでの伸び脚が鈍く、4着にとどまりました。
外枠ながらも、テンに一気に出るスピードを見せてくれましたし、予想されていたなかでは最悪に近い展開にも関らず、よく頑張ってくれたと思います。
これでたま騎兵隊は、6頭が出走しましたが、2着1回、3着1回、4着2回、着外2回と、実に堅実にがんばってくれましたが勝ち星には恵まれず、2月こそ、大攻勢を期待したいところです。
[LAP]
--------------------------
7.3-11.0-12.6-14.1-13.7-13.1-13.0-12.8-12.4
--------------------------
テンもさほど速くはありませんが、向こう正面での緩みが大きく、最後はコーナーを回っても加速が不十分な、随分なレースになりました。
最後は全馬伸びるなかで、コーナーで勝ち馬カシノスターライトがきれいに捲くっていき、外から勢いよく被せられたクロスが、やや怯んだかたちでコーナーで伸び脚を見せられず、加速のタイミングが遅れました。
これが致命傷で、馬的にはキャリアの差が出たと言えるでしょう。
直線に向いてからはよく盛り返しているので、経験を積むことでまだまだチャンスは広がると思います。
少なくとも新馬3着、次が4着と、一つ勝つのは時間の問題と感じさせるだけの能力を見せており、今後も堅実に頑張ってくれそうです。

[公式]
■1/29
--------------------------
中京1R 3歳未勝利・牝 ダ1700m (4/16着) 414`-8
馬場状態は良 勝ち時計 1.50.0 本馬は 1.50.7 51`国分恭介騎手騎乗 *好スタートから押して先行。
好位に控えると淡々としたペースでレースは進む。
3〜4コーナーの勝負所で徐々に先団に並び掛けに行くが、外から捲られ交わされると脚色が鈍り後退。
直線半ばから再度盛り返してきたが、勝った馬から離されてしまった。
「良い感じで先行できましたが、3、4コーナーで外から被せられたら手応えが悪くなってしまいました。
でも直線ではもう一度伸びてくれましたし、決してバテたわけではないんです。
左回りも初めてでしたし、まだ2戦目ですからね。経験の浅さが出た感じです。
このあたりは、レース慣れしてくれば解消されると思います。体は今日くらいでちょうど良いですね。
レースを覚えてくれれば、もっと走れると思います。まだこれからの馬ですよ」(国分恭介騎手)
--------------------------

騎乗は悪くなかったと思いますが、国分恭騎手も、クロス同様に経験の差が出ましたかね。
ここのところ中京ダート1700の出走が続いており、何度か触れてきましたが、勝ち馬の村田騎手は流石に良い騎乗をしました。
ローレルレガリスの際に川島騎手の競馬にあえて注文をつけるかたちで指摘しましたが、あそこは「いき切る」のが捲くりで、中途半端と指摘しました。

中京ダート1700は、先行・逃げ有利と勘違いされているケースも多いのですが、これは強固に主張しますが、中京ダート1700で最強の戦法は、理論上は、逃げ・先行優位な理由であるコーナーからのスパートが嵌る持続戦という点を勘案すると、先手争いを避け1F捨てて、向こう正面まででポジションをあげ、コーナー手前で先頭を走るグループと同様に息を入れ、コーナーから外から捲り上げるのが最も確実かつ勝てる乗り方なのは明白です。
意外に先行有利と思われているのは、結局はコーナーでは先行し(もしくは逃げ)ているので、わかりづらいからだと思うのですが、今日の村田騎手の乗り方は、典型的な逃げの実力馬殺しであり、中舘殺しの騎乗です。
実際、狙ったとおりに6ラブソネットで逃げに出た中舘がマイペース逃げに持ち込んだのをきっちり3着にしとめてるでしょう?
このコースはほとんどの場合、逃げ馬VS捲くり馬のコースなんです。
昨年のローレルセラヴィが後のG1馬に対して仕掛けた田辺騎手の捲くりも、こと中京では、普通だったら逃げ馬殺しになり得た好騎乗でしたが、あれは1/2届かなかったとはいえ、実際、最後は逃げたジョーカプチーノを1/2まで追い詰めるかたちになったように、あの仕掛けは逃げ馬が必ず先に止まるのは、ラップを見れば、ほぼもう絶対だというのはよくわかるはずです。

国分恭騎手も、メンバー、乗り手をみた瞬間に、スタートからあれを頭の片隅において乗ってくれなきゃいけません。

ですので、乗り手の差が出たというのもあながち的外れではないと思えます。
コーナーで外から被せられて怯まれてるのは、勿論第一には馬のせいなので非難される点ではないのですが、当然中京のコースなら、勝利をもぎ取る(有力な逃げ馬に対する絶対的なアドバンテージを取りに来る)ために、村田騎手の乗り方をしてくる騎手が必ず1人2人はいるもので、外からの被せにもう少し注意を払うべきだったと思います。
馬が経験不足であるなら、補うのは誰ですか?

2010年01月29日

ビクトリアクロス、混戦模様

明日の中京1R未勝利(牝)ダート1700mに、ビクトリアクロスが出走します。
16頭立てと頭数は揃って油断はできませんが、ずば抜けた馬は見当たらず、クロスにも十分チャンスはあると思われます。

伏兵勢も含めて、大きな力差はない印象で、カシノスターライト、モンスティル、ラブソネット、トップオブザヘヴンあたりに、ラスティングソング。調教の良いネオジェイズレーヌと、どれが来てもおかしくない雰囲気ですが、まともなら、クロスも勝ち負けできると思います。
人気はキャロットのラスティングソングが持っていくような気がしますが、勝つのはクロスだと言いたいところです。

手元の某紙での村山師のコメントは、「馬体は維持している。マイペースで運べれば」
と、またも逃げを打つのか、積極的な競馬を想起させるもの。
印は本紙をいただきました。(○○▲▲○|注○◎◎▲注△)
新馬のレースラップからは、未勝利になったとしてそうパフォーマンスを落とすものではないパターンにはまっておりますし、持ちタイム的には実質1着であってもおかしくないレベルで走れているわけですから、ペース的には極端なスローにならなければ大丈夫でしょう。

そうそう。新馬戦には、グラスTCの岡崎氏が現地で師と応援していたとかいないとか。
初戦から期待していいと、師からの連絡を受けて、口取りする気まんまんだったそうです。
結果は怪物の強さを見せ付けられてしまったかたちになってしまいましたが、今度こそ、できればうまく展開向いて、いいトコみせて欲しいところですね。
(私の本音は…最低5馬身ぶっちぎって欲しいと思ってます。)

クロスの力を信じて吉報を待ちたいところです。

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■1/15
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14日(木)の夜に検疫馬房へ入り、本日、栗東トレセンへ帰厩。
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■1/17
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坂路(58.4-44.3-30.0-15.3)馬ナリ余力
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■1/20
-------------------
角馬場⇒坂路(普通キャンター)⇒CW 併せ馬で6Fから 86.8-70.0-55.7-42.1-14.4(ブック)一杯追いバテ
クレメンティア(新馬)強めの内を追走4F併せ0.6秒遅れ *若干引っ掛かった僚馬に併せていったところ、最後はやや一杯になり、遅れてしまった。来週の京都ダート1800m戦、もしくは来週の中京ダート1700m戦に出走予定。「今日は引っ掛かった相手にペースを合わせてしまって、ちょっとチグハグな感じになってしまいましたが、状態はまずまず良好だと思います。今週の出走でもいけるように先週の木曜日の夜に検疫馬房に入りましたが、無理せず来週へ向かう予定です」(助手)
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■1/24
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CW 併せ馬で半マイルから 58.0-42.1-14.1(ブック)馬ナリ余力 ナムラクンリン(新馬)馬ナリの外同入
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■1/27
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角馬場⇒坂路(52.9-39.2-25.8-13.1)一杯に追う クレメンティア(新馬)叩き一杯を0.7秒追走0.2秒遅れ
*国分恭介騎手騎乗。坂路で併せ馬の追い切り。
ラストでやや遅れてしまったが、まだ余力も残っており、全体の時計も自己ベストを更新。
中京(土)ダ1700・牝に出走予定。
想定の段階では、フルゲート16頭に対し、優先出走順位が3番目となっているため、除外の可能性はない見込み。
「僚馬に頼るところがあるのか、ラストは相手のいる右側へ少しモタれていましたが、全体的な時計は出ていましたし、感触は良かったと思います。
結果を出せるように頑張ります」(国分恭介騎手)。
「状態は良くなっているし、今回も減量騎手で上手く立ち回ってくれれば、上位が期待できると思います。
小回りの平坦も合っていそうですから、前進できると思いますよ」(助手)
⇒国分恭介騎手で確定。
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2009年12月06日

億千万の胸騒ぎ、クロス、3着に健闘。

ビクトリアクロスは果敢に逃げましたが、一歩…もとい9歩ばかり及ばず3着まででしたが、強敵相手に健闘してくれました。

勝ったのは注目のソリタリーキング。
なんですか、あの規格外品は?
災難だったのは2着のパルラメンターレ。
どうやったらあんなとこから差せるのか…流石は1億6千万。

勿論、クロス流しのワイドで1・9の2点勝負に出ていた私は、かたっぽだけの的中です。
んーまあ、それだけソリタリーキングの力を評価してたってことですよ。
まともに走られたら逆立ちしても勝てなそうな馬がいるなら、飛んでもらうのに賭けるしかないですから。
調教走ってなければ、とりあえずいないと思え大作戦でしたが、そんな淡い希望も吹き飛ばす、半端ない競馬をしてくれました。
脱帽です。

さて。いつものうちの出資馬らしく、きっちり人気薄で複勝圏をキープしてくれた孝行娘のビクトリアクロスのレースのほうですが…。
[LAP]
------------------------------
12.8-11.3-13.7-13.3-12.5-12.6-12.4-12.2-12.9
37.8-63.6-37.5   0.8      0.2  0.2
------------------------------
テンの遅くなる阪神D1800での逃げは、あまりスピードを担保しないのですが、それでも初戦から軽く先手を取って、マイペースにきっちり落とせた点は褒められます。テンも遅いとはいえ、新馬戦と思えばまったくもって悪くありません。
ゲートもよかったのですが、新聞では想定440kgでしたが、蓋をあければ422kg。
ごっつい男馬を引き連れて小柄な牝馬が先頭を走る姿は、なんとも微妙な心持。
捕まったらえらいこっちゃ、というか、まるでどっかのギャング映画の絵面です。
よってたかってカワイイオンナノコを苛めるなんて、なんて酷い奴等なんだ。
とりあえず、3歩下がってついてこんかい!下郎ども!(おい)

3〜4コーナーですが、極端に早めにペースがあがっているのが見受けられ、下りに入ってもほとんど加速していないロングスパートの持続戦になっていますし、このコース独特の流れのパターンに沿いながら、勝ち馬でいえば、先行が残りづらく捲くりの決まりやすい流れになっていると思います。
それだけに、なかなか他の場への適性を示しづらいのですが、やはりコーナーからペースがあがり、直線は下りで我慢がききやすい中京が向きそうなイメージです。422Kgの馬体重をみても、ローカル芝での高速域の持続力勝負は一度見てみたい舞台ですし、ダートでも小倉・中京ともに大丈夫でしょう。京都は枠次第でしょうが、傾向が違うので、この一戦ではなんとも言えません。
その速くなった流れのなか、コーナリングは十分なスピードを見せていましたし、以前も書きましたが、アソコで抜けてくる肢が速い馬は、直線一気の馬より格段に安定して強いんです。
流石はエンペリーズゴールドの一族だけに、いい武器を持っているなァ、と思います。
時計的には新馬なこともあり、同日同条件と比べる気もおきませんが(^^;
2歳戦と思えば十分に水準以上。松山弘平の△がついていたにせよ、4着馬につけた6馬身は、一般的な斤量差をさっぴいてもオツリがくる着差。
流れをみても、未勝利でも十分通用すると考えてよいでしょう。
上積みを考えれば、500万なら勝ち負けしてもおかしくない競馬を見せてくれたと言っていいと思います。順調ならそう遠くなく順番も回ってきてもいいでしょう。

ぐだぐだ言わずに一言でまとめれば、相手が悪かったとしか言いようがありません。
直線半ばまでは勝ち負けムードだっただけに、結構ビシバシ鞭も飛ばされていたので、今日のところは何事もなく回ってきてくれていることをまずは願います。

[クラブ公式]
--------------------
■12/6 阪神5R 2歳新馬・混 ダ1800m (3/11着) 422`
--------------------
馬場状態は稍重 勝ち時計 1.53.7 本馬は 1.55.2 52`松山弘平彰手騎乗
*好スタートを切り、スッとハナへ立つ。
向正面に入ると後続に2馬身差をつけ逃げ、3コーナー手前で並びかけられるがハナを譲ることなく先頭で4コーナーを回る。
直線に入って早々に1頭に交わされてしまい、その後勝馬にも交わされてしまったが、最後まで良く粘っていた。
「1,2着の馬は強かったですが、本馬も最後までがんばってくれました。スピードもレースセンスもあるので、上手く先行できました。
ただ、思ったより早めに競りかけられたのは、ちょっと苦しかったですね。
もう少し、かわいがってくれれば良かったのですが。
器用なところもありますし、平坦、小回りの競馬なら前進が期待できそうです。
ダートの走りも良かったですし、芝でもいけそうな気がします」(松山弘平騎手)
--------------------
弘平くん。言う言う。
うんうん、でもやっぱり平坦小回り中距離だよね〜^^
もっと言って〜。
おそらく順調なら続戦予定で使ってきているでしょうから、次は狙い通りに中京芝1800(牝)か、阪神D1800(牝)でもう一回か?
村山先生の判断に注目です。

最後に。
なにげに東ではバーベナがきっちり3着。
グランデFさん、やはりいい仔を出してくれます。
出資はしませんでしたが、セラヴィのぶんもこの仔には活躍してほしい。
セラヴィの果たせなかった勝利をぜひ掴んでほしいものです。

2009年12月05日

走れクロス

VictoriaCross_0910.jpg
--------------------------------------
信じられているから走るのだ。
人の命も問題でないのだ。私は、なんだか、もっと恐ろしく大きいものの為に走っているのだ。ついて来い!
それでは、うんと走るがいい!ひょっとしたら、間に合わぬものでもない。
走るがいいィイィ!
---------------------------------------
なんてね。

明日阪神5R、ビクトリアクロスがメイクデビューを走ります。
枠もいいとこを貰いました、新聞では、何を血迷ったか◎くれてるTM氏がお一方。
いやー、結果はともかく、このメンバーでここに◎を打てるってのが凄いです。
11頭立てと頭数こそ少ないですが、それもそのハズ。なかなか強そうなのが2頭もいます。
まずは栗東Pで一杯はさほど当てにならんとはいえ、6Fからで3F36.9、1F12.0は舌を巻かざるを得ない9エリモサプライズ。
次に最内がどうでるかはあるものの、遜色ない栗東Pで3F37.4から1F11.9でスミヨンを手配してきた外車、1パルラメンターレ。
ここ2頭はかなり強そうです。
他にも気持ち悪いところとして、4ピューター、10クレムリンシチーあたりも強敵なニオイがプンプンします。
しかしよくまあ、クロスに印が回っているなぁ…と。
このメンバーで△9個も貰ってるんですよ?
ちょっと信じられません。

まあ、それはそれとしてですよ。
ここに名前は出さなかったものの、勝っても負けてもこのレースの注目はソリタリーキング。
募集総額1億6000万、サンデー募集のNF生産馬。
かたやビクトリアクロスは募集総額525万、ユニオン募集の浦河産。
うわー…30倍…?

余所様の出資馬にとやかくいうのは申し訳ありませんが…。
こんなん負かしたったら、そりゃあもう痛快以外の何者でもないです。

他にもあります。
Kingmanboはキャラ被らないからどっか置いておいても、EndSweep後継にだけは負けられネェ!Woodman後継の意地がある、ヘクターVSスウェプトオーヴァーボード(社台産)、ってわけで、ここはピューターにも負けられネェでしょ?
しかもおそらくピューターのほうは差しに構えるニオイがしてるし、クロスのほうは積極策を標榜してますしねェ。

そしてたぶん、この2頭に先着できれば、自然と3着が見えてくる。
あとは強そうな2頭次第ですが、枠も離れたことだし、両雄並び立たずになれば、その時点で勝ち負けが可能になるじゃないか。

いけ、ガンバレ!クロス!
勝利を疑わぬ、自分を信じて疑わないセリヌンティウスのために走るのだ。

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